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『JUIDA認定スクールフェスタ』2020開催報告

2020年12月22日(火)~2021年1月15日(金)の期間、JUIDAはオンラインにて「JUIDA認定スクールフェスタ2020」を開催いたしました。

認定スクールフェスタは、JUIDA認定スクール同士が交流を深め、情報交換をおこなう場として、毎年開催しておりましたが、2020年は新型コロナウイルス感染対策として、認定スクール向けにオンライン形式にて公開いたしました。

JUIDA認定スクールは、2020年11月1日現在で235校を数え、卒業生は13,000名を超えております。今回の認定スクールフェスタは、150を超える全国の認定スクールの皆様にご参加・ご視聴いただきました。

オープニングでは、冒頭でJUIDAの新型コロナウイルス感染防止への対応について触れ、2016年からスタートしたJUIDA認定スクール制度が5周年を迎えられたことに対する感謝の思いと、認定スクールの更なる飛躍、発展への願いを述べました。

開会挨拶では、鈴木真二理事長がJUIDAの会員数や操縦技能証明取得者の伸びについて話し、続いて、官民協議会におけるレベル4(有人地帯での目視外飛行)実現に向けての取り組みについて説明しました。

今年は、林野庁森林整備部整備課造林間伐対策室 諏訪実室長よりご講演を賜り、「森林整備でのドローンの活用」についてお話しいただきました。

続いて、JUIDAの熊田知之事務局長より、JUIDAの今後の方針や重点施策を説明しました。JUIDAは他団体とのコラボレーションの推進や、潜在市場の開拓、応用教育と新資格の導入などを推進していくと話しました。潜在市場の開拓としてはジュニア向けプログラミング教室、応用教育はプラント点検向けの専門資格などを挙げました。

また、今回の認定スクールフェスタでは、認定スクールの優れた取り組みを表彰する「JUIDA SCHOOL AWARDS 2020」(『Japan Drone 2020』併催企画)にご応募いただいた認定スクールの内、2校に取り組みを発表いただきました。まず、「富山ドローンスクール」より富山産官学ドローン推進協議会や富山市職員にむけた講習会の取り組み等について発表。続いて、「Future Dimension Drone Academy」より、森林見える化コースの開講についての発表がありました。

また、JUIDAの応用教育として、ブルーイノベーション株式会社 熊田貴之代表取締役社長より、昨年12月に創設された「プラント点検スペシャリスト」の具体的な講習や今後の展開について発表。熊田社長は現状について、「多くの問合せをいただいており、反響が良い」と話しました。

続いて、ブルーイノベーション株式会社 経営戦略室 酒井和也様より「森林測量スペシャリスト」についての発表があり、全国の林業従事者や認定スクールの卒業生向けに、JUIDA監修の「JUIDA森林測量スペシャリスト」の資格を創設すると表明しました。

さらに、JUIDAが監修したジュニア向けプログラミング教室「ドロミング ラボ」に関して、ブルーイノベーション株式会社 那須隆志常務取締役と株式会社ORSO坂本弘樹執行役員に加え、導入第1校目の認定スクール、ヒトロボ株式会社 千葉亮一様の3名での対談を行いました。対談の中では、具体的な教育内容やプログラミングに対する知識が無くても導入できる仕組み等についての説明がありました。

JUIDA認定スクールフェスタでは、毎年、開校から1年が経過したスクールの表彰式を行い、鈴木理事長より、表彰盾を授与しています。

今年は表彰式に代わり、開校1周年スクール(38校)の皆様からメッセージと写真をいただき、最後に、音楽にのせてスクール名と共に紹介する形で、表彰を行いました。