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教育、点検、災害時応援「JUIDA認定スクールフェスタ2019」で見えてきたドローンの更なる可能性と責任

JUIDA INFO

10月28日(月)、JUIDAは東京都千代田区の如水会館にて「JUIDA認定スクールフェスタ2019」を開催いたしました。

JUIDA認定スクールは、2019年10月1日現在221校を数え、卒業生は9,700名を超えております。今回の認定スクールフェスタには、全国からたくさんの認定スクールにご参加いただきました。

第一部のオープニングではJUIDA発足からこれまでの歩みをスクリーン映像にて紹介。
オープニング映像に続き、冒頭、鈴木真二理事長は、昨今多発している水害等の自然災害について触れ「ドローンの活用が益々期待されている」と話し、官民協議会におけるレベル4(有人地帯での目視外飛行)実現に向けての取り組みについて説明しました。

ご来賓を代表して、内閣官房小型無人機等対策推進室 長﨑敏志内閣参事官、国土交通省航空局 英 浩道安全企画課長からご挨拶を賜り、ドローンの利活用促進に向けた政府の取り組み等について、お話をいただきました。

JUIDA認定スクール事業の今後の方針と重点施策について、熊田知之事務局長より「レベル4(有人地帯での目視外飛行)」「利活用分野拡大」「潜在市場発掘」に向けた取り組みが喫緊の課題であるとの報告があり、さらに産業の更なる広がりに向けた取り組みとして、これまでの「教育事業」「安全対策」「市場創造」に加え「社会貢献」にも注力していく方向性を示しました。
上記を踏まえ、田口直樹経営企画室長は、海外認定スクール展開、新テキスト導入、今年2月に陸上自衛隊東部方面総監部と災害時応援に関する協定を締結したことを挙げ、「今後は全国的に災害時に活動できる体制を各スクールのご協力のもと整備していきたい」と説明しました。

また、JUIDA監修の新カリキュラムとして、ブルーイノベーション株式会社 熊田貴之代表取締役社長より、屋内点検ドローン「ELIOS」を利用したインフラ点検における教育プログラムの発表がありました。
さらに、ブルーイノベーション株式会社 那須隆志常務取締役と株式会社ORSO坂本弘樹執行役員から、「JUIDA監修ジュニア向けドローン操縦プログラミング教育」について発表がありました。

JUIDA認定スクールフェスタでは、毎年、開校から1年を経過したスクールの表彰式を行い、鈴木理事長より、表彰盾を授与しています。
また、本年も、認定スクールよる取り組み発表の場を設けており、アイオス・無人航空機スクール、豊富ドローンスペシャリスト育成スクール、ドローン エンジニア ラボラトリーに、感謝状が授与されました。
また、陸上自衛隊東部方面総監部とJUIDAとの災害時応援協定に基づき、山梨県道志村での行方不明者捜索に協力いただいた認定スクールMIRISE DRONE SCHOOL、秋葉原ドローンスクール、Dアカデミー関東埼玉校に、感謝状が授与されました。

第二部の交流会では、JUIDA千田泰弘副理事長の開会挨拶に続き、株式会社アマナビ空撮チームによるドローンのみで撮影された姫路城の映像が流れ、株式会社アマナビ児玉秀明代表取締役社長より乾杯のご発声を頂戴しました。恒例のラッキードローも大変盛り上がり、認定スクール同士の交流の機会に繋がりました。
最後は、JUIDA岩田拡也常務理事の閉会の挨拶をもってお開きとなりました。