JUIDA、陸自の「南海レスキュー訓練」に参加(三重県志摩市)
令和7年1月13日、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は、陸上自衛隊中部方面隊が主催する南海レスキュー2024において、陸上自衛隊第10師団及び川崎重工業株式会社とともに、三重県志摩市(志摩総合スポーツ公園)で実施された物資輸送訓練に参加致しました。
訓練では、三重県からの要請を受けたJUIDAが、陸上自衛隊と連携し、川崎重工業株式会社が保有する無人ヘリコプターにより孤立地域に対する支援物資を輸送するという想定のもと行われ、川崎重工業株式会社が開発したK-RACER-X2の物資の吊り下げによる自動飛行を実施し、自衛隊の防災訓練初の公開飛行となりました。
第10師団とJUIDAは、能登半島地震や能登豪雨災害時にも無人航空機による物資輸送をより確実・効果的に実施するため、石川県から依頼された物資輸送の初回部分を相互に連携して行っており、今回の訓練により、その有用性が改めて実証されるとともに、大型のK-RACER-X2の活用によりその能力が更に強化されました。なお、耐風性能約18m/sの川崎重工業の機体は、強風の中でも安定した飛行により、約100kgの支援物資の輸送を見せてくれました。
JUIDAは、引き続き陸上自衛隊や自治体と連携した災害対応能力の強化を進めてまいります。
<報道関係の方からのお問い合わせ先>
一般社団法人日本UAS産業振興協議会 【JUIDA】事務局
担当:植木
Mail:yoshie.ueki@uas-japan.org